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民団新西支部のブログ

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チェサ(祭祀)話の続き

 
 チェサ料理の供え方は家庭ごとに違うので、これが正解というのはありませんが、

共通する原則はあります。



 1.お供え物のお膳は北を向くようにおく。

 2.良い料理は位牌の近くにおく。
 
 3.良い料理は位牌の右側におく。
  
 4.すべての料理、果物などは奇数で載せる。



 
 昔から韓国も日本も家を建てる時は南向きに建てました。

 したがって位の高い人や年長者が家の中に座ると自然に背中が北に向くことになります。

ということで、チェサのお膳も北に向くようにおきます。

 

 良い料理というのは基準がさまざまでしょうが、昔の物価から見て値段の高いものをいいます。

即ち動物性料理(肉、魚など)は植物性料理(ナムル、果物)より値段が高いです。

 チェサ料理の供え方として과채적탕(果菜炙湯)という言葉があります。

 お膳の一番手前の列が果物、その次にナムル、その次が炙(チヂミなど)、

その次が湯(実のたくさんあるスープ)という順番を表す言葉です。
 
一部地方では、炙(チヂミなど)と湯(実のたくさんあるスープ)の順番が逆の場合もあります。



 位牌の右側に良い料理をおくのは、利き手が右手なので魂魄が食べやすくするためです。

お供え方としてお膳に向って、어동육서(魚東肉西)、두동미서(頭東尾西)、생동숙서(生東熟西)

という言葉もこの原則から出てきた言葉です。



 お供え物を並べる時の列の数は3例か5列です。

 お供え物の数(魚の数、果物の数、ナムルの種類など)は1、3、5、7…でみんな奇数です。

 簡単に言うと、陰陽五行説で奇数が天を象徴する陽の数なので奇数で供えるそうです。

 
 以上で、チェサのいちばん一般的な原則を書いてみましたが、

韓国でもチェサは地方と各家庭によってさまざまなやり方がありますので、

各家庭の伝統にしたがって家族みんなが納得する方法で行うといいと思います。 ^^;;


         

             제사상차림





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  1. 2015/01/17(土) 13:08:05|
  2. 韓国文化|
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三色ナムルの意味をご存じですか。^^

 支部で実務者二人が講師になって行っている韓国語講座は一コマ60分授業で毎週14コマあります。

一昨年10月に初めて開講して、昨年10月に再度新入生を募集してコマ数が増えました。


 韓国語授業中に生徒達に韓国の歴史、文化、風習などを話すことがあります。

生徒達も韓国語の勉強のみならず、韓国ドラマを見ながら気になった韓国のしきたりや文化に対して

いろいろ質問してきますので、その答えの中で自然と話が広がったりもします。


 新年になってからは自然に韓国のお正月文化や料理などの話になりましたが、そこで

チェサ(祭祀)の話が話題になりました。

 チェサ(祭祀)のお供え物の中で三色ナムルがありますね。

 三色とは白、茶色、緑ですが、白はトラジ(キキョウの根)か大根、茶色はコサリ(わらび)、

緑は法蓮草で作るナムルです。

 この三色ナムルに何か意味があるのでしょうか。

 生徒達に説明するためにちょっと調べてみました。

 白は植物の根を使うナムルで祖先(過去)、茶色は茎を使うナムルで父母(現在)、

緑は植物の葉を使うナムルで子孫(未来)を象徴するそうです。

 私も初めて知りました!^^;;

10.jpg


話の中でいろいろな質問が飛び交ってチェサの話が15分ぐらい長引きましたが、

その中ぜひ皆さんに紹介したい内容がいくつがありますので、また続きを書きます。




  1. 2015/01/15(木) 10:40:32|
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